賀茂別雷神社 遷座百年祭 アフターレポート

穏やかな秋空のもと、半年前から準備を進めておりました「遷座百年祭」が盛大に執り行われました。

午前7時、お祭りの合図を告げる空砲花火が町を響かせ、ムードが高まります。

午前9時、ドドドンと鳴り響いた空砲を合図に今回のメイン行事でもあります稚児行列が出発しました。かわいらしい衣装に着飾ったお稚児さん達が、多田町を練り歩き、みなさんの笑顔がとても素敵でした。拝殿前に集合をしたお稚児さん達は御祓いを受け、さらに記念撮影も行い、にぎやかな境内となりました。

そして今回のお祭りの為にお願いしました、地元の「田沼太鼓」の皆さんに、境内で迫力ある演奏を披露して頂きました。その華麗なパフォーマンスと息の合った連携技に、見ている誰もが賞賛していました。お稚児さん達も太鼓に見とれていました。

素晴らしい演奏を聞かせて下さった田沼太鼓の皆さんとお別れし、いよいよ大祭式の神事が執り行われました。

午前11時、一の鳥居から先導に続き、雅楽、神職、氏子の皆様が行列をし拝殿前まで階段を上がる様子は、厳かにして、凛々しい雰囲気に包まれていました。

拝殿内での大祭式を約1時間ほど執り行い、12時より記念式典が催されました。

佐野市市長を始め、多くのご来賓の皆様から御祝いの挨拶を頂き、現在、神話語り部で全国の神社を回っておられる、女優の浅野温子さんからも御祝いのビデオレターを頂き、モニターにて披露されました。

神社に多大な協力を頂きました方々の表彰や、宮司、献幣使の挨拶と続き、境内にいる全員で、直会の乾杯を行いました。

百年という節目のお祭りに関われて、非常に光栄に思うのと同時に、更に神社が発展していくように、これからの百年をどのように見据えていくかを考えて行きたいと思います。

これからも皆様の温かい御支援、御協力をどうぞよろしくお願い致します。

平成22年12月 賀茂別雷神社 毛利晴喜

 

百年祭祭典内容

開催日時:平成22年11月14日(日)

※開催当時の詳細ページはこちらをご確認下さい。

○稚児行列 雅楽・神主・神社役員とともに稚児行列を行う
多田小学校〜 多田町内行列〜 拝殿前にてお払い
行列コースは午前9時スタート(約1時間予定)
○祭典神事 拝殿にて11時より大祭式
雅楽演奏/社務所〜拝殿
○田沼太鼓演奏  
○功労者表彰  
○神社百年の歩み展
(写真展)
11月12日〜14日の3日間、神社会館にて
開催時間は午前10時〜17時となります

当日の様子/写真館

百年祭の大祭式の為に昨年から拝殿内の整備、及び御幕を取り付けた拝殿内の様子です。拝殿内は滅多に開けて見られない所です。壁には記念奉納で、地元の氏子さんから頂いた日本画の麦畑の絵が飾られており、拝殿内が明るく荘厳な雰囲気に包まれています。 無人の拝殿内
売り子2人 拝殿左にあります授与所におります二人は、私の弟と弟の彼女です。仲良く当日の御札や御守りを頒布してもらいました。
なかなかのやり手で皆様の興味を引くディスプレイのアイデアを出してくれて貢献してくれました。また宜しくお願いしたい、頼もしい二人です。
神社敷地内に、地元を中心に内外のたくさんの皆様から奉納頂き整然と並べられました幟旗です。
百年祭に合わせて、総数100本にもなる参道からの上り口から境内周辺を彩られたこの旗は、お越し頂きました皆様の目を楽しませてくれて、めでたいお祭りの一役を買ってくれました。
幟旗の風景
稚児行列の様子 今回のメインイベントである稚児行列。地元周辺から御参加頂きました約70名のお稚児さん達が、先導と神職に続いて多田町を練り歩きました。
沿道には多くの町の皆様が見学して下さり、約20年ぶりに行われたこの行列に、以前参加したことのある皆様のお子さんなどが参加する事を喜んで下さいました。
かわいらしいお稚児さん達の様子です。今回は衣装も5色の中から選んで頂き、白・萌黄・赤・紫・黄の艶やかな衣装をまとい、お化粧を施しました。
子供達は楽しそうに歩いており、普段と違う非日常な感覚を楽しんでいるようでした。
お稚児さん達の様子
お稚児さん達がお祓いを受ける様子 行列が終わり、神社拝殿前に集合したお稚児さん達が御祓いを受けています。みんな真剣な表情で受けています。
今はわからなくても将来また神社に来てもらい、御祓いを受ける意味をわかってもらえたらいいなと思います。
田沼太鼓の演奏の様子です。
メンバーは老若男女合わせて13名の混合チーム。勢いがあり、しかも美しく整った演奏が、見ている皆さんの心を打ちました。
田沼太鼓の様子
田沼太鼓を叩くチームの皆さん 単独演奏あり、全員一斉演奏あり、技のある演奏ありと、目や耳だけではなく、体全体で楽しめるパフォーマンスでした。見る者誰もがもっともっと見ていたかったと思います。
次々に神社に集まって頂く皆様に感謝します。やはり町の守り神として神社は鎮座していますので、町の皆様がもっともっと来て頂けるようにこれからの神社を考えて、伝統と時代にあった催しを考えていきたいと思います。 神社の階段を上る皆さんの様子
ボランティアの炊き出し 町の御婦人がボランティアで、けんちん汁の振る舞いをして下さいました。百年祭は、こうした多くの皆様の協力をいただきまして全てが成り立っていました。本当に頭が下がる思いです。これからも皆様に愛される神社、皆様の誇りとなる神社を目指して行きます。
一の鳥居から大祭式の行列が出発しました。先導2名、雅楽3名、宮司を含む神職4名に続き、神社役員、関係者らが長い参道を整列して歩きました。これから拝殿に向かい神聖な神事を行う前の、序章のような行列でした。 神事の行列
修祓の儀 手水で清めた後、拝殿前の神離にて修祓の儀式を行いました。
大麻と塩湯にて宮司・祭員・神社関係者を御祓いします。
これからいよいよ拝殿に上がり、大祭式の神事を執り行います。
修祓の儀式
雅楽の演奏 大祭式の神事では、雅楽の演奏も重要です。神事は順番が決まっていて、雅楽がその神事を色づける約割を担っています。
大祭式の神事は、宮司一拝、御扉開扉、献饌、祝詞奏上、玉串拝禮、撤饌、御扉幣扉、宮司一拝、直会の順番で基本的に斎行します。
その中の献饌は、祭員が神様にお供えをする様子がとても美しく、品位が溢れています。
献饌の儀
記念式典、功労者表彰 大祭式が終わり、記念式典に入ります。日頃神社に多大な貢献をして下さった皆様の表彰を行いました。
特に御年80を過ぎました武藤さんに関しましては、3年に渡り、敷地内の鬱蒼とした孟宗竹を伐採して下さいました。神社の景観美化に特に貢献して下さいましたことを心から感謝します。これからもよろしくお願いしたいと思っています。
記念式典におきまして、佐野市市長を始め、宮司や役員など数多くのご来賓の皆様からも挨拶を頂きました。神社が山頂から現在地へ遷されて今年で百年の節目の年を迎え、これから更にこの神社が益々栄えるような、多くの温かい言葉を頂きました。 神社関係者よりの挨拶
浅野温子さんのビデオレター 記念式典のメインの一つで、女優の浅野温子さんからの御祝いビデオレターがありました。
浅野さんは全国の神社を神話語り部として回っておられ、この神社の百年祭に合わせてコメントを頂く事が出来ました。今後いつか直接神社にお越しになりたいとおっしゃっていました。その言葉を楽しみにお待ちしたいと思います。
記念式典が終わり、参加頂きました全員で直会の乾杯です。
直会は神様に捧げたものを全員で分けて頂く正式な儀式の一つです。
百年祭の最後を飾る直会は、神社の繁栄と発展をお祈りして行われました。

直会の乾杯